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マトリックス・レザレクションズを観てきたよ [レトロPC]

マトリックス・レザレクションズを観てきました。
前売り券を買って、楽しみに待っていたんですよ。

マトリックス (2).jpg

いやぁ、良かったです。
キアヌリーブスもキャリー・アン・モスも50代なんですね。
いやぁ、スクリーンを観て歳をとったなぁって思いました。

考えてみれば最初の公開は1999年で、その頃は東京で働いていたので新宿の映画館まで観に行きました。
前評判が高かったので、確かあの時も前売り券を買って観に行ったんじゃなかったかなぁ。
僕が20代後半だったからキアヌ・リーヴスも30代半ばくらいだったはず。
あれから四半世紀近く経って僕もアラフィフなわけだからキアヌ・リーブスはアラカンなわけで、そりゃあ歳だよなぁと。

で、トリニティー役のキャリー・アン・モスも50代半ばくらいなはずなんですが、スッゲー色っぽくてウハッってなりましたよ。
いや、目じりにシワも出ているし唇もカサカサなんだけど、僕よりもちょっとお姉さんな感じが最高でした。

ところで、映画の最初の方で5インチフロッピーディスクとか出てくるんだけど、さすがに1999年頃にはほとんど使われていなかったはずです。
ただ、久しぶりに5インチフロッピーを見たなぁって感じがしました。

X1やX68000を使っていた頃は5インチフロッピーがメインだったから、画面に出てきたときにすぐにわかったけど、30代よりも若い人はわからないんじゃないかなぁって観ながら思いましたね。
3.5インチフロッピーなら30代でもわかるかもしれないけど、5インチフロッピーはさすがにちょっと...

僕が中学生の頃はフロッピーディスクってドライブもメディアも高かったよなぁとか思い出したんで、昔のパソコン雑誌(1984年2月号のI/O)をの広告を見てみました。

マクセルのフロッピーディスクです。
ジョージ秋山さんが若いです。

1984年2月号(93).jpg

右下の写真の左端が5インチフロッピーです。
真ん中は3インチディスクですかね。X1Dで使っていました。

1984年2月号(96).jpg

ラオックスの広告です。
真ん中に5インチフロッピードライブがありますが、値段が16万円もしています。

1984年2月号(217).jpg

シャープのX1Cが22万円ちょっとで売っていますね。
フロッピーはメディアが高かったから僕はカセットテープがメインメディアのX1CSを買いました。
その右隣にソニーのSMC-777が本体とカラーディスプレイとのセットで20万円ちょっとで売っています。

1984年2月号(217).jpg

1984年2月号(220).jpg

機能としてはこちらが欲しかったんですけどねぇ。
SMC-777は後年、友達から安く譲ってもらいました。
X1Cの上にあるPC-8001mkⅡも、数年後にNECに勤めていた叔父さんからもらいました。

1984年2月号(221).jpg

5インチフロッピーがどのくらいの値段だったかというと、一枚800円~900円くらいでした。

1984年2月号(738).jpg

それにしてもIBMのフロッピーディスクは高いなぁ...

1984年2月号(740).jpg

大学生の頃はラオックスにはよく通っていましたよ。

1984年8月(113).jpg

1984年8月(115).jpg

地図を見ると昭和を感じますね。
国電秋葉原駅中央通りって、20代~30代はわかるかなぁ。
JNRでしたからね。
炎の転校生の主人公が国電パンチって技を持っていましたねぇ。
JRに変わったのは僕が高校生の時でしたよ。

東京の電話番号も03の次が3桁だった時代です。
この頃は、マトリックスみたいなアニメやゲームが流行っていて僕の大好物でしたね。

ウォシャウスキー監督も日本のアニメや漫画の影響を受けたって言っていたから、僕と同じようなものが好きなんでしょう。

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Windows画面にMSXの画面を出すよ [レトロPC]

新年ですね。
十二支最後の干支である亥年で平成最後の年でもあります。

神様が十二支を決めるときに、最後、ギリギリセーフで入ったという、周りを全く見ない猪突猛進なキャラです。
まさに、ギリギリセーフな人生を歩んでいる僕にぴったりですよ。

そんな自分へのお年玉として、マイコンソフトの「SC-512NI-L/DVI」というキャプチャーボードを買いました。
MSXの画面をWindows内に表示できれば、MSX用のディスプレイを置いておかなくても済むと思ったからです。

これが、そのキャプチャーボードです。
キャプチャーボードによる画面の取り込み (5).jpg

マイコンソフト社の製品との付き合いは長いです。
最初に買ったのがXAV-2sでしたね。その後、XRGB-3を長く使っていました。

そういえば、マイコンソフトって電波新聞社と合併したんですよね。
僕は、随分長いこと、マイコンソフトって電波新聞社のハードウェア部門なんだと勘違いしていました。

で、今回のキャプチャーボードにつなげるMSXはTurboR GTです。

キャプチャーボードによる画面の取り込み (1).jpg

このTurboR GTから出力される画像をWindows10で使っているディスプレイに表示できれば、Windowsを使いながらMSXも使えるという夢の環境が出来上がります。

TurboR GTはキャプチャーボードのS端子に接続します。
って、S端子って響きが懐かしいですね。
今の若い人はS端子とか知らないんだろーなぁとか思ってしまいます。

これが、Windows10に表示したTurboR GTの画面です。

キャプチャーボードによる画面の取り込み (2).jpg

東芝のレグザをディスプレイに使っています。
デジカメで画面を撮影したんですが、ぼやけていてイマイチよくわかりませんね。

キャプチャーボードによる画面の取り込み (3).jpg

アップで撮影しました。
なんていうか、こんな感じでノイズが入っている画面写真ほうが僕的には好きなんですよ。

昔のパソコン雑誌の画面写真とか、あまりはっきりと映っていないのでも載せていたりしましたからね。

で、この時に気付きました。
Windowsの画面に表示しているんだから、画面をキャプチャすればいいんじゃないかって。

キャプチャーボードによる画面の取り込み (4).jpg

はっきり見えますね。
でも、なんか味気ないなぁ...

よくよく考えてみれば、ブログに掲載する画像って、はっきりとしたものを載せるのが目的なんじゃなくて、雰囲気を伝えるために載せているんで、ディスプレイをデジカメで撮った写真の方がしっくりくるんですよね。

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ジョイスティック その1 [レトロPC]

ベストヒットUSAのオープニングは、スティーブ・ペリーの新作でした。
ジャーニーは中学の頃によく聴きましたね。やっぱり、オープン・アームズが好きですね。
「ちょっと旅行に行ってくるよ、ジャーニー!」
というギャグを、飽きもせずにいつも言っていた友人の登尾宮くん(仮名)は、自分のギャグを最高に面白いと思っていつもゲラゲラ笑っていた幸せな人でした。
運動神経がバツグンで、野球部と陸上部を掛け持ちする人だったけど、僕とは麻雀仲間で結構気が合いましたね。ギャグはつまらなかったけど。

スティーブ・ペリーは69歳で新作だそうです。スゴイですよ。
「ノー・イレイシン」、いい曲ですね。
アルバムを買ってしまいそう。

タイム・マシーンのコーナーではフィル・コリンズでした。
当時、インビジブル・タッチを英和辞典で調べた友人の大起くん(仮名)が「見えない、触感」と直訳したのが印象的でした。
今思うと、なかなかセンスがあるなと思いますね。

ジャーニーやフィル・コリンズなんかを聴きながらゲームをプレイするとなると、アドベンチャーゲームであればそうでもないんだけど、アクションゲームだったりするとキーボードで操作をするのが大変なんですよね。
音楽も聴きたいけど、指の動きにも神経を集中させなければならないという...

パソコンでゲームをやるとき、昔はキーボードで操作をするのが当たり前でしたから。

キーボードにはカーソルを動かすための矢印キーがあったけど、前後左右に動かすときはたいていはテンキーの2468キーを使うという操作が多かったんですね。

僕は、テンキーを指4本で操作して自機を移動させるのに、テンキーの2に親指、4に人差し指、6に薬指、8に中指をおいて操作していました。

シューティングゲームやアクションゲームでは、テンキーで移動するのは大変だったけど、パソコンでは仕方がないと思って諦めてたし、しょっちゅうテンキーで操作していると指がその形になるんで、2468キーで自機を意のままに操れるようになってくるんですよ。

ジョイスティックが売っていなかったわけではなかったんですが、価格が高かったのでジョイスティックを1個買うのとゲームを2個買うのが同じだと思うと、イマイチ購入に踏み切れませんでした。

それでも、ゲーセンと同じ感覚でゲームがプレイできるんだろうと思うのと、キーボードで自機を移動するのに指を4本使うのが大変だったため、ジョイスティックが欲しくてたまらなかったです。

I/O(1984年2月号)の広告に載っていたジョイスティックです。
スティックの名前が付いているとおり、昔は棒状のものがほとんどでした。

1984年2月号(84).jpg

1984年2月号(183).jpg

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これはI/O(1985年7月号)の広告ですが、ゲームセンターと同じような感じで、たまらなく欲しかったですよ。

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僕が初めて見たパソコン用のジョイスティックはこれです。

1985年7月(109).jpg

1985年7月(110).jpg

ここに載っているAPPLEⅡ、APPLEⅡe用のジョイスティックが、コロコロコミック別冊で連載していた、ゲームセンターあらしのパソコン入門漫画で紹介されていたんです。

ただ、実際にジョイスティックを買ってみると、かっこいいんだけど使い辛いっていうのがホントのところでした。
最初に買ったのはこれです。

ジョイスティック(6).JPG

あとこんなのも。

ジョイスティック(3).JPG

飛行機の操縦桿みたいに握って、キャラクターの微妙な操作をするのは至難の技で、結局、パソコンのキーボードでやった方がいいということになってしまいました。

そんな中、ハドソンが出したジョイカードは非常に使いやすく、X1でゲームをやるときには、しばらくはこれを使っていました。
特に、ハドソンの野球狂をやるときには重宝しましたね。

BASICマガジン 1985年1月号(155).jpg

MSXを買ってしばらくすると、松下からこれまた使いやすい小ぶりなパッド型のものが出たので、MSXでゲームをするときはこれを使っていました。
ザナックと悪魔城ドラキュラをプレイするときに活躍してくれました。

ジョイスティック(1).JPG

そんな当時の僕が憧れていたのが、電波新聞社のXE-1PROです。
いやぁ、今見てもカッコイイデザインです。

BASICマガジン 1988年4月号(12).jpg

スティーヴ・ペリーのトレイシズ、今、ネットサンプルを聴いたけど、やっぱり僕好みです。
これは、買わないとなりませんな。

ところで、昔、自画像としてよく描いていたイラストを久しぶりに描いてみました。
キツネなのかネコなのかは、自分でもよくわかりません。

自画像 動物.jpg
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PC-9821 Nb7を開けてみた。(その2) [レトロPC]

いやぁ、面白いですよ。アシガール。
夜中に再放送をやっていたんで、つい観てしまいました。
本放送のときも観たんだけどね。

黒島結菜がカワイイんです。
なんか、あーいう感じの娘だったら、何の心配もいらないなぁとか思いましたね。

石黒賢とか、ともさかりえとか、僕が大学生の頃にトレンディドラマとかに出ていた俳優が時代劇に出ているっていうのも、なんとなく安心感があります。

でまぁ、観ながらブログを書いていました。

この部分は取り外すときも、取りつける時も注意が必要です。

PC-9821 Nb7を開けた (24).jpg

本体のカバーはこうやって開けるから、フィルムの部分が引っ張られて切れてしまいかねないです。

PC-9821 Nb7を開けた (25).jpg

液晶ディスプレイとの接続は、このコネクタになります。

PC-9821 Nb7を開けた (27).jpg

PC-9821 Nb7を開けた (28).jpg

タッチパッドも付いてます。

PC-9821 Nb7を開けた (38).jpg

拡張メモリです。

PC-9821 Nb7を開けた (47).jpg

こんな感じで付けます。

PC-9821 Nb7を開けた (48).jpg

PC-9821 Nb7を開けた (49).jpg

ハードディスクも付いてます。

PC-9821 Nb7を開けた (50).jpg

とりあえず、電源を入れて動作を確認しました。

PC-9821 Nb7を開けた (55).jpg

側面の蓋が閉まりが悪いんですよ。

PC-9821 Nb7を開けた (58).jpg

セロテープで補強です。

PC-9821 Nb7を開けた (60).jpg

今、手に入れたレトロPC用のアイテムをいじっているんですが、これがなかなか上手くいかなくて...
まだ、ブログの記事になりそうな感じではないんですよ。

他の方のブログを見ていると、サクサクってやっているように見えるんだけど、いざ自分でやってみると、すっごい大変だったりして、なんとも難しいです。

スキルってなかなか身に付かないもんなんだなぁとか、改めて思いましたね。

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PC-9821 Nb7を開けてみた。(その1) [レトロPC]

久しぶりに、リアルタイムでベストヒットUSAを観ました。
小林克也氏のメガネが変わっていて、ちょっと驚きました。
なんだか、僕が20代の頃にかけていたメガネっぽいです。

今週のベストヒットUSAはバーバラ・ストライサンドでした。
いいですなぁ。
こういう特集をちゃんとやってくれるところが、ベストヒットUSAの素晴らしいところです。

正月に帰省した際に何台かパソコンを持って帰ってきた内の1台にPC-9821 Nb7があったので、壊れているわけじゃないけど開けてみました。

これがメイン基板です。

PC-9821 Nb7を開けた (2).jpg

このコンデンサがダメになると電源が入らなくなります。←たぶん

PC-9821 Nb7を開けた (3).jpg

PC-9821 Nb7を開けた (4).jpg

メインボードを取ると、こんな感じです。

PC-9821 Nb7を開けた (6).jpg

PC-9821 Nb7を開けた (11).jpg

周辺のボードです。

PC-9821 Nb7を開けた (7).jpg

PC-9821 Nb7を開けた (9).jpg

電源のランプです。

PC-9821 Nb7を開けた (12).jpg

LCDが付いています。
パソコンの動作状況を示してくれます。

PC-9821 Nb7を開けた (13).jpg

キーボードです。
なんとなく、9821のノートになってから、キーボードの打った感じがイマイチになった気がしました。
僕的にですけど。

PC-9821 Nb7を開けた (14).jpg

このフィルムみたいなケーブルはやっかいです。
こんなのが切れたら、どうやって修理したらいいかわかりません。

PC-9821 Nb7を開けた (15).jpg

しかも、こんなコネクタに差し込むわけだから大変。

PC-9821 Nb7を開けた (18).jpg

セリーヌ・ディオンも特集して、タイタニックのテーマソングのPVが流れました。
タイタニックのテーマソングって聞くと、なぜか「エンダ~」って歌ってしまうんですよね。
なんでだろ?

来週は、エアロスミスです。
エアロスミスを見るたびに、なんであんな美人が生まれたんだろ?っていつも思ってしまいます。
いや、余計なお世話ですな。


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MSX turboR の動作確認 [レトロPC]

正月に帰省した際にMSX turboR STとMSX turboR GTを実家から持ってきたので、今でも動くかどうかを確認してみました。

これは、MSX turboR STです。
すっきりとしたスタイルでいて未来的なフォルムが最高です。

MSX turboR ST.jpg

出力先は、レトロパソコン愛好家の間で大人気のCENTURYの液晶ディスプレイLCD-8000V2です。

MSX turboR ST (2).jpg

この画面、久しぶりに見たなぁ...

MSX turboR ST (3-1).jpg

ワープロが付いているので、文章の入力ができます。

MSX turboR ST (3-2).jpg

連射機能付きです。

MSX turboR ST (4).jpg

次にMSX turboR GTの動作を確認します。
GTの方は、色や全体的なデザインが引き締まった感じで風格があります。

MSX turboR GT.jpg

MSXシリーズにおいて最高スペックであり、最後のマシンです。R34って感じですかね。

MSX ViewというGUI環境が内蔵されています。

MSX turboR GT (2).jpg

MSX turboR GT (3).jpg

GTの映像出力にS端子を使ったので、液晶ディスプレイに入力するのに電波新聞社のXRGB-2を使っています。

MSX turboR GT (4).jpg

で、よくよく見ると、GTの電源ランプとかが点灯していないんですよ。
どうしたのかと思ってカバーをはずしてみました。

MSX turboR GTのランプ修理.jpg

そうしたら、画面写真の中央に写っているケーブルが1本外れていました。
内部を清掃するためにカバーを取り外した際に抜けてしまったんだと思います。

MSX turboR GTのランプ修理 (2).jpg

ケーブルを指して電源を入れたところ、無事に電源ランプが点灯しました。
あぁ、良かった。

MSX turboR GTのランプ修理 (3).jpg

表示するのに使ったLCD-8000V2ですが、X68000やX1をダイレクトに接続できるということなので、チャレンジしてみたいと思います。



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X1turboのキーボードが修理できた(かもしれない) [レトロPC]

X1turbo用キーボードのキーボードケーブルもだめになってしまたので、こちらも修理することにしました。

こちらは、カバーを開けてみたら、やはりゴミは詰まっていましたが、キーボードの基板の裏面にある金属板はそんなに汚くありませんでした。

X1turboキーボード修理 (1).jpg

ただ、キートップの汚れはひどかったので、ICを引き抜くピンセットで全部のキートップを取り外して、ウエットティッシュで拭きました。

X1turboキーボード修理 (2).jpg

X1turboキーボード修理.jpg

ICを引き抜くピンセットは、先端部分が、丁度いい感じに曲がっているんです。

X1turboキーボード修理 (3).jpg

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X1turboのキーボードには、グラフィックキーのシールが貼ってあるので、これがはがれないように丁寧に拭き掃除をします。

X1turboキーボード修理 (5-1).jpg

写真では分かりにくいけど、かなり綺麗になりました。

X1turboキーボード修理 (5-2).jpg

今回も、Amazonのベーシック コイルケーブルを使って、キーボードケーブルを作りますが、更に、コネクタ部分も新しくしようと思います。

こんなコネクタを使います。
僕はラジコンショップで購入しました。
秋月やマルツでも売っていると思います。

X1turboキーボード修理 (8).jpg

初代X1のキーボードの修理のときと同様に被覆をむいて芯線を出します。
ショートしそうなところは熱収縮チューブで保護します。

X1turboキーボード修理 (9).jpg

X1turboキーボード修理 (11).jpg

金具をかしめて、ソケットに差し込んで出来上がり、って感じに考えていたんだけど、うまくいきませんでした。
金色のピンがソケットからすぐに抜けてしまうんです。
ソケットとピンの大きさが合っていなかったんだと思います。
それで、別の種類のソケットを使うことにしました。
ただ、別のソケットには、すでに違うケーブルがささっていて、しかも取れなかったので、線を途中で切って接続することにしました。
そんなわけで、こんな感じのケーブルとなってしまいました。

X1turboキーボード修理 (12).jpg

接続部分となっているピンのところがむき出しなのが嫌なので、絶縁テープで保護しています。

X1turboキーボード修理 (13).jpg

とりあえず、これで修理は完了なんですが、X1turboも実家から持ってきていないので、実際に使えるのかどうかは、まだわかりません。

なんとなく、これも不安です。

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初代X1のキーボードを修理した(と思う) [レトロPC]

正月に帰省した際に、レトロPCや雑誌を持ってきたので、いろいろと作業をする毎日です。

みなさん御存じのように、初代X1のキーボードのケーブルは、経年劣化によってボロボロになることが有名ですが、僕のX1用キーボードもご多分にもれず劣化して、ひどい有様です。

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本来であれば、きれいなカールコードなんですが、今では被覆がむけて切れぎれになっています。

X1初代キーボード修理 (2).jpg

X1初代キーボード修理 (3-1).jpg

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このまま使用するとショートしてしまう可能性もあるので、修理することにしました。

そんなわけで、まずはキーボードの分解です。
裏面にあるネジを取ります。

X1初代キーボード修理 (4).jpg

ネジを取ってみたらびっくりしました。
ネジ頭がサビてボロボロになっていました。
ネジも交換することにします。

X1初代キーボード修理 (6).jpg

キーボードの中を見てみたら、更にビックリです。
土や枯れ葉みたいなゴミやサビで物凄いことになっていました。

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キーボードの基板の裏面もこんな感じでサビています。まいったなぁ...

X1初代キーボード修理 (8).jpg

キーボードのケーブルは、このような3本の端子で基板と接続されています。

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仕方がないので、キーボードの基板の裏面にあった金属の板ははがしてしまうことにしました。
それから、ケーブルも抜いてしまいます。
これが、その残骸です。

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カバーはこれである程度きれいになりました。

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キーのほうもかなり汚いので、キートップを全部抜いてウエットティッシュで拭くことにしました。
キートップを抜くのに役だったのが、これです。

X1初代キーボード修理 (18).jpg

ICを引きぬく際に使うピンセットです。

X1初代キーボード修理 (19).jpg

このようにキートップの下をつまんで引っ張ると、

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きれいに引き抜くことができます。スゲー便利です。

キートップを全部取ったところです。

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ゴミがかなり詰まっていました。

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これが拭き掃除をした後です。

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キートップも1個ずつ拭いていきます。

X1初代キーボード修理 (24).jpg

かなりきれいになりました。

X1初代キーボード修理 (26).jpg

今度は組み立てていきます。

まずはキートップをはめます。

X1初代キーボード修理 (28).jpg

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キーボードを本体に接続するためのコードを作ります。
X1のキーボードケーブルは、ステレオミニプラグというオーディオなんかでよく使われる端子なんですよ。

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でまぁ、カールのかかったケーブルを探していたら、Amazonで「ベーシック コイルケーブル 2.0m (ステレオミニプラグ- ステレオミニプラグ) 」というのが売っていると、X1のキーボードを修理した方のサイトで紹介されていたので、僕もそれを購入しました。

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片側はキーボードの基板に接続する端子にしなければならないので、切り落とします。

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被覆をむいて、中の線を出します。

X1初代キーボード修理 (34).jpg

これが、もともとの端子です。

X1初代キーボード修理 (35).jpg

端子から線を引き抜きます。
精密ドライバのマイナスドライバでぐいっと押すと取れます。

X1初代キーボード修理 (36).jpg

X1初代キーボード修理 (37).jpg

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3本全部抜いて、端子カバーを流用します。

X1初代キーボード修理 (40).jpg

こういう部品が秋月とかマルツとかで売っているので使います。
ラジコンショップなんかでも売っています。
X1初代キーボード修理 (41).jpg

赤と白の芯線は被覆をむきます。

X1初代キーボード修理 (44).jpg

こんな感じにします。

X1初代キーボード修理 (45).jpg

後は、ピンをかしめて端子カバーに挿入します。


X1初代キーボード修理 (46).jpg

むき出しは怖いので、熱収縮チューブで覆っておきます。

X1初代キーボード修理 (47).jpg

キーボードカバーの穴から挿入して、キーボードの基板に付いている端子に接続します。

X1初代キーボード修理 (53).jpg

こんな感じになります。

X1初代キーボード修理 (54).jpg

X1初代キーボード修理 (55).jpg

本当は、X1本体に接続する部分はL字型になっているんだけど、まぁ、仕方ありません。

キーボードの修理は終わったんだけど、X1本体を実家から持ってこなかったので、接続テストはまだやっていません。
ちゃんと使えるのか心配です。


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PC-9801 NS/T の修理 [レトロPC]

週末にブログの記事を書くときで、日曜日の午後はいつもNHKのラジオ放送を聴きます。
日曜バラエティーは8年前くらいから、よく聴いています。
山田邦子さんが司会なんだけど、結構面白いんですよ。
若い頃に、邦ちゃんのやまだかつてないテレビを観ていたんでね。
愛は勝つとか、それが大事とか、このテレビで知ったからなぁ...

あと、YouTubeで80年代のCMを観ながら書きます。
最近、とくに観るのが昔のサントリーオールドのCMです。
山下達郎さんの歌がバックに流れるCMはイイですね。
パントマイムを見るたびに、あのCMを思い出します。

サントリーオールドのCM中でも、誰もが傑作と認めるのが、リー・ヴァン・クリーフのやつです。
やっぱりこれが一番ですね。
このCMは、当時、子供だった僕でも好きでした。
「my old friend」っていうのがカッコ良くて、こういうキャラクターが主人公のゲームをやりたいなぁと思ったものです。

やまだかつてないテレビがやっていた頃に使っていたのがNS/Tです。
PC-9801 NS/A は修理によって動くようになったんですが、NS/Tの電源も入らなかったので、こちらも修理することにしました。
NS/Tの修理の流れは、NS/Aの時とほとんど同じです。
なので、まぁ、ざっくりとした説明になります。

写真はバッテリーをはずした状態です。
メインバッテリーの他に補助バッテリーも付けていたので、両方ともはずしました。

PC-9801 NS/Tの修理(1).jpg

裏側の蓋をあけてEMSをはずします。

PC-9801 NS/Tの修理(2).jpg

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これがNS/TのEMSです。
EMSっていうと腹筋を鍛えるアブトロニックって...(以下省略)

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液晶画面は、右側がフレキシブルケーブルで、左側がコネクタで接続されています。
フレキシブルケーブルは強く引っ張ると切れてしまいます。

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取り外した液晶画面です。

PC-9801 NS/Tの修理(10).jpg

キーボードもフレキシブルコネクタ2本で繋がっています。
茶色のコネクタ部分の差し込み口の両端に付いている出っ張りを、爪でつまんで引っ張ります。
この部分はカチッと音がするまで引っ張ります。
そうすれば、差し込まれているケーブルは、するっと抜けます。

PC-9801 NS/Tの修理(11).jpg

PC-9801 NS/Tの修理(12).jpg

PC-9801 NS/Tの修理(13).jpg

この状態が、抜き差し可能状態です。

PC-9801 NS/Tの修理(14).jpg

僕の持っているNS/Tはハードディスクを内蔵したタイプなので、ハードディスクユニットも取り外します。

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取り外したハードディスクユニットです。

PC-9801 NS/Tの修理(18).jpg

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次に、フロッピーディスクドライブを取り外します。
これも、キーボードと同様にフレキシブルケーブルで繋がっています。
写真にあるように、コネクタ上部の白い部分を爪でつまんで引っ張り上げます。
ちゃんと上まであげることができれば、カチッと音がします。

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あと、他にもコネクタがささっているので、忘れずに抜いておきます。

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キーボードを取り外して、コネクタもすべて抜いた状態です。

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そうすると、上部にある部分が取り外せます。

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これがメイン基板です。

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電源に関連するコンデンサは、メイン基板の中央部分にあります。

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もうちょっと拡大してみます。
白い四角のものの前にある、銀色の円筒形のものが、問題のコンデンサです。

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NS/Aの修理の時のように、コンデンサをニッパーで切り取ることにしました。
そしたら、今回は台座みたいなのが残ってしまいました。

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相変わらずのLOW-GUNだし、セブンセンシズが目覚める気配もないんで、拡大鏡で見ながらニッパーで切ったら、とんでもない事態になってしまいました。

写真ではわかり辛いんですが、基板上のコンデンサが付いていた部分のはんだが、基板からはがれてしまったんです。
ニッパーでつまんだ時にちょっと引っ張ってしまったのが原因です。
べりっとはがれてしまったのを見たときに「なんじゃ、こりゃ?」と殉職直前の松田優作ばりに叫んでしまいましたよ。

それにしても、LOW-GUNになった気持ちは、南斗六星のシュウのようですよ。
「見えぬ、もはや何も見えぬ...」

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実は、今までに、けっこう修理に失敗しています。
Macintosh SE/30、PowerBook 180、MZ-2000、PC-9801 NS/EとレトロPCを4台潰しています。
長年使ってきた想い出のものや、高いお金を払って中古で手に入れたものなど、どれも大事にしていたものなんですが、外科的手術の失敗により帰らぬ人となってしまいました。

知識や技術の向上って、ある程度の失敗の上にあると思うんですよね。
失敗したくないと思っていたのに失敗してしまうからこそ、身に染みてわかるし、次こそはって思うんじゃないかと。
あとまぁ、こういうレストアって、失敗したとしても仕方がないって気持ちでいないと、始める事ができないですからね。
そんなわけで、「やっちまったぁ...」とは思いましたが、とりあえずコンデンサをはんだ付けすることにしました。

取り外したコンデンサはこれです。
この銀色のコンデンサは、相当によわっちょろいです。

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取りつけるのは、10μFのこのコンデンサです。

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とりあえず、はんだ付けは上手く行きました。ふぅ...

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修理が終わったところです。

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メイン基板全体です。

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で、おそるおそる電源ボタンを押してみると、無事に電源が入りました。ほっ...

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ただ、ハードディスクにアクセスしないんですよ。

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まぁ、とりあえずウイザードリィが動くからいいんですが。

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PC-9801 NS/A の修理 その2 [レトロPC]

今、ビートルズを聴きながらブログを書いているんだけど、やっぱりアレですね、ビートルズはいいですな。当たり前だけど。

さて、コンデンサの取り換え作業に入ります。
メイン基板の中央部に電源関係のコンデンサがあります。

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もうちょっと拡大してみます。

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この銀色の円筒形のモノがコンデンサです。
写真だと、左側が10μFで右側が4.7μFです。
このタイプのものは、どーやら弱いようです。

取り替えるためには、取り外さなければならないんですが、どうやって取り外すかと言うと、僕の場合にはニッパで切ってしまいました。
ただし、これが正しい方法なのかどうかはわかりません。

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わりと綺麗に取り外せました。

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取ってからわかったんですが、コンデンサには台座みたいなのが付いていました。

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取り外したコンデンサです。

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取り外した後はこんな感じ。

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ニッパで切るときに、コンデンサの足だけを挟んで切ることになるんですが、歳のせいかよく見えませんでした(汗)。
もはや、LOW-GUNです。法と銃じゃありません。
トムクルーズが出て、ケニーロギンスが主題歌を歌っていたやつでもないよ。

見えないときは、インドの山奥で修業をしたレインボーマンのようにチャクラが開くのを待つか、セブンセンシズに目覚めるのを待つしかないんですが、そんな暇の無い現代人の僕としては文明の利器を用いることにします。

で、重宝したのがこれです。
これで、なんとか見えます。
拡大鏡を使ったのなんて、小学校の理科の実験以来じゃないかって思いましたね。

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新しく取り付けるコンデンサがこれです。

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背の低い、小さなものも買ってみました。

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まずは1個目を取りつけてみます。

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なかなか良さそうなので、2個目を取りつけてみます。

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無事に取りつけることができました。

はんだ付けをするときも、LOW-GUNの人は注意は必要です。
よく見てやらないと、とんでもない所にはんだを付けてしまうかもしれないからです。
でも、拡大鏡を持ってはんだ付けする時には工夫が必要です。

僕は、取りつけるコンデンサをセロテープで固定してからはんだ付けをしました。
この辺は、創意工夫が必要なところですかね。

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はずきルーペなんかが良さそうに思えたんで、ホームセンターに行って試しに掛けてみたんですが、なんてゆーか、僕にはイマイチな感じでした。

とりあえず、修理後の本体基板です。

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この後、取り外したものを組み上げていくんですが、僕の場合は、後でまた取り外しがしやすいようにネジ止めはしませんでした。
ガタつくところは、セロテープで止めてあるだけです。

電源ボタンを押したら、無事に電源が入りました。

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ハードディスクの読み書きも大丈夫です。

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そしたら、早速、本題です。

疲れた心を癒すためにPC-9801NS/Aを出したのがもともとでした。
何をしようとしていたかというと、PC-9801用ウイザードリィをやろうとしていたんですよ。

そう、心が風邪をひきそうになったら、ウィザードリィをやるのが一番です。
灰と隣り合わせの青春時代に戻るわけです。
下手な風邪薬よりも効きます。

NS/Aにフロッピーディスクを入れて、フロッピーから起動させます。

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やったーっ!
無事にウィザードリィが起動しました。
これで、あと3年は戦えます。

でまぁ、やってて思ったのは、こういう修理って、やること自体に楽しみを見出すことができる人じゃないと難しいかなってことです。
古い車やバイクをレストアして乗っている人とおなじようなものかと思ってます。あれって、自分で修理している人が多いんですよね。
レトロPCも、自分で修理して使うって人がほとんどなんじゃないかなって気がします。
こういうのって、保障とかない完全に自己責任の世界だから、動かなくて当たり前、動いたらもうけものみたいな感じですよね。

あと質問とかされても、ここに書いてあること以上のことはわかりませんので答えられませんね。
まぁ、僕の知識と技術なんてそんなもんです。


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PC-9801 NS/A の修理 その1 [レトロPC]

今日は(というか日付が変わっているから昨日なんだけど)スターウォーズ・エピソード8の初日でした。
僕はスターウォーズはすべてリアルタイムで観ているんで、エピソード8も年末に観たいと思っています。

エピソード4から6までは、父親と一緒に観に行ったんですが、その中でも一番印象に残っているのは、エピソード6・ジェダイの復讐ですね。
当時は、コロコロコミックでも特集を組んで紹介していました。
映画を観る前から情報を集めて気持ちを高めるっていう経験をしたのは、その時が初めてでした。

ところで、長期出張をしてきた後でちょっといろいろと疲れていたんで、レトロPCで心を癒そうと思い、PC-9801NS/Aの電源を入れたところ、うんともすんともいいませんでした。
仕方がないのでPC-9801NS/Tを引っ張り出してきました。そしたら、これも電源ボタンを押しても、電源が入りません。
どうしたものかと思いネットで検索したら、いろいろと情報がありました。

PC-9801ノートパソコンで電源が入らない場合には、高い確率で本体基板の電源部分にあるコンデンサがダメになっているということでした。
そこで、先人の方々が書き残してくれた数多くの情報をもとにして、いろんなサイトを見ながら修理をしたところ、無事に電源が入りました。
そんなわけで、修理の過程を僕も残しておきたいと思います。

PC-9801 NS/A はスタイルが好きです。
特にキーの配置と、液晶画面右側にあるコントラスト調整用のダイヤルが最高にカッコイイですね。

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修理を始めるためにまずは、本体裏側の蓋をあけて、EMSメモリをはずします。

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僕が持っているのは、BUFFALO製です。
当時はかなりの金額だったと思いますが、今ではEMSっていうと「あぁ、深夜のショッピングテレビでやっているお腹の筋肉を鍛えるやつね」みたいなことを言われてしまいます。って、アブソニックじゃないんですが。

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EMSを取り外したら、次に液晶画面をはずします。
液晶画面は、2つのコネクタでつながっています。

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取り外すと、こんな感じです。

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コネクタがささっていた部分は、ファンクションキーf1、f2の上のあたりになります。

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液晶画面を取り外した後の本体です。

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次にキーボードをはずします。
キーボードは、フィルムのような薄いケーブルでつながっています。
フレキシブルケーブルと言うみたいです。
無理に引っ張ると切れてしまいます。
このケーブルがささっているコネクタの上の部分を指でつまんで上方へ引っ張るとロックがはずれます。
カチッと音がするまで、コネクタの上の部分を上方まで持ち上げます。
そうすると、ケーブルを指で持ち上げるだけでするっと抜けます。

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キーボードの下に台があるので、これをはずします。

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取り外したキーボードです。

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僕の持っているNS/Aはハードディスクが付いているんで、これも取り外します。

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これが内蔵されているハードディスクドライブです。

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次にフロッピーディスクドライブを取り外します。

まずは、コネクタをはずします。

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フレキシブルケーブルは、キーボードの時と同様に、ケーブルがささっているコネクタの上の部分を、カチッと音がするまで持ち上げてから抜きます。
写真では、コネクタ上部の白い部分を持ち上げることになります。

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取り外したフロッピーディスクドライブです。

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次にハードディスクを差し込む部分を取り外します。
ここのフレキシブルケーブルの取り外しも、キーボードやフロッピーディスクドライブの時と同様です。

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本体基板だけになりました。

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ここまできてから、修理に取り掛かります。

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ポケットコンピュータ PB-100 [レトロPC]

ベストヒットUSAが水曜日の夜に移動してしまい、金曜日の夜はさみしいものとなりました。
確か、ベストヒットUSAが復活した時も、週末じゃなくて平日の夜中だったと思います。
週の真ん中って、観辛いなぁ。
どうせ移動するなら土曜日の深夜に移動してくれればいいのに。

ところで、噂のラズパイを買いました。

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それにしても、こんなに小さいのに、ちゃんとしたパソコンなんですよねぇ...
ディスプレイやキーボードは別に用意しなければならないけど、それにしても小さいですよ。
フタを開けると、こんな感じ。

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こんなに小さいのに、LANポート、USBポート4つ、HDMI、音声出力が付いている。

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ラズパイでやりたいことはたくさんあるんですが、とりあえずマインクラフトってやつをやってみました。
が、どうやればいいのかわからず、3分で終了です。
3次元ぽいゲームは苦手なんですよ。
マインスイーパーは無いみたいだし。

この小ささはポケットに入るくらいだなぁと思って、試しにシャツの胸ポケットに入れてみたら入りました。
これで、れっきとしたLinuxマシンなんだから、いやはやホントにスゴイです。

で、ポケットにはいるコンピュータというので思い出されるのが、昔流行ったポケコンです。

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ポケコンは、その値段の安さから中高生に支持されていたと思うんです。
工業高校や大学の工学系に行っていた人なんかは、学校から買うように言われたって人も多いと思います。

僕は最初はカシオのPB-100を使っていました。
当時は結構な数が売れたみたいで、徳間書店からPB-100のムックが発売されたほどでした。

僕の友人はシャープのPC-1245を持っていて、このマシンはドットキャラクタの定義ができたので、画面が華やかでうらやましいなぁと思ったものです。

I/O(1984年2月号)に載っていたシャープのポケコンの広告です。

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PC-1245って17000円もしたんですね。
でも、17000円でモバイルコンピュータが手に入ったってことを考えると、そっちの方がビックリです。
今よりも、進んだ時代だったのかもしれない。

こうして、フル装備を見てみると、カッコイイですね。
これに音響カプラとかつないで、公衆電話からデータ送信できていれば、今のスマホも違う進化をしたんじゃないかと思うんですよ。

I/O(1984年2月号)に載っていた投稿プログラムです。
表示画面が1行しかないのに、アドベンチャーゲームです。
しかし、これがとでもイイ味を出しているのです。

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ベーマガ(1985年11月号)の投稿プログラムです。
PB-100は内蔵のキャラクタを使用するしかなかったので、ゲーム性で勝負するプログラムが多かった気がします。

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このゲームなんか、キャラクタ文字を上手く使って泳ぐ雰囲気を出しています。
ずっと見ていると、ホントに泳いでいるように見えてくるから不思議です。
人間の想像力の凄さを感じることができます。

それにしても、ベストヒットUSAは週末の深夜が似合うんですよ。
テレビ局はそこんとこが、わかっていない。

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