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黄金の墓と砂の惑星 [レトロゲーム]

デューン パート2を観てきました。
これは、昔観たデューン~砂の惑星をリメイクしたやつなんです。
前の時は、僕は中学生だったかなぁ。

デューン映画館.jpg


カイルマクラクランが巨大ミミズに乗って波乗りするイメージしかないし、あとどんな話しだったか思い出せなくて、ブルーレイで発売されたときに買って観直しました。
これね。

デューン・砂の惑星 (1).jpg


デューン・砂の惑星 (2).jpg


見直して感じたのは、あまりにもアヴァンギャルド過ぎた作品だったんだなぁってことです。
ツインピークスでカイルマクラクランを観たときに、デューンの巨大ミミズがフラッシュバックしたりして大変でした。

でまぁ、今回のデューンは当時の若者に色んな衝撃を与えた昔のデューン~砂の惑星からはすごくスタイリッシュになってます。
監督がブレードランナーのその後を描いたブレードランナー2049の人だと聞いていたので、わりと期待していたし、やっぱり良かったですね。

ただ、今回の第2部では終わらずに第3部に続くってことなんで、次に見る時までに今回観た内容はすっかりと忘れているんだろうってことはわかります。
前回も、続きものだとは知らずに観に行ったので、エンディングで第1部終わりみたいなのが書かれていたのを観て、ちょっとズッコケたし。
なんだ、続くんかぁって。

それで、昔のI/Oの映画紹介のページでデューンの記事があったっけ〜、てなことを思い出したんでI/Oを見ていたら、デューン〜砂の惑星を上映していた当時、僕はMSXで黄金の墓をプレイしていたことを思い出しました。

黄金の墓は中学生の時に地元にあった丸井デパートのパソコン売り場で買いました。
今では考えられないけど、当時のデパートには必ずパソコン売り場があって、デパートのパソコン売り場をハシゴして回るのが楽しみだったんですよ。

丸井の他に西武やダイエーもあったし、地元デパートも2つありました。今では地元デパート1店舗を残して、それ以外はすべて無くなってしまったけど...

丸井のパソコン売り場では店頭でX1とかFM-New7とかが触れたので、自作のプログラムを入力して遊んだりしていたなぁ。

丸井のパソコン売り場は真っ白な壁一面にパソコンソフトのパッケージの表面が見えるように並べてあって、お洒落でしたね。

西武のパソコン売り場は、狭かったけど自由に触れられるパソコンが多かったので、ベーシックマガジンを持っていって投稿プログラムを入力したりしてました。

ソードのM5とかぴゅう太とかも置いてありました。当時は、おもちゃパソコンとか言って下に見ていた友達もいたけど、ゲームセンターにあるようなゲームが遊べて、BASICでプログラミングもできるパソコンが10万円しないで買えるっていうのは、すっごく魅力的で、僕はすごく欲しかったんだよね。

売り場の脇の方にはパソコンのカタログが入ったラックがいくつもあって、そのラックからパンフレットをもらってきて、家で眺めたりしていたし。

PC-8801とかX1とかFM-new7のパソコンのカタログと、I/Oのゲームの広告を見ながら頭の中で、このゲームってどんな感じでプレイするんだろうって、時間が経つのも忘れて考えていたわけだから、ずいぶんと暇だったんだなぁって思うよ。
当時は、そんな人間をナイコン族とか言ってたっけ。

そうそう、黄金の墓の話しだけど、ある年の正月に丸井のパソコン売り場に行ったら、壁面の棚にMSX版の黄金の墓が置いてあってビックリたわけです。

なぜかというと前の月に見たI/Oのマジカルズゥの広告には、MSX版の黄金の墓が載っていなかったからです。

そのときは興奮しましたよ。
MSXでは遊ぶことができないと思っていた黄金の墓が目の前にあるわけだから。
しかも、お年玉を持っていたから、今なら買えるわけです。

それでも、買おうかどうしようか迷い、丸井の屋上にあったラジコンサーキット場に行って、じっくりと考えてみました。
自分会議です。
で、結局、買って帰りました。

ベーシックマガジン(1985年1月号)に掲載されていた黄金の墓の広告です。
いやぁ、このイラストがカッコイイんだよね。

BASICマガジン 1985年1月号(169).jpg


ゲーム画面をもとにした手書きのイラストの他に、ところどころにゲームの画面写真が混ざっていたりして、そこがまたお洒落。

I/O(1984年8月号)の広告です。

1984年8月(60).jpg


これは、MSXマガジン(1985年4月号)のアドベンチャーゲーム特集のときの記事です。

MSXマガジン 1985年4月号(128).jpg


マジカルズゥという会社名だと思っていたんだけど、これってブランド名みたいなものだったんだね。
ある日、友達に会社名はストラットフォードコンピューターセンターだよって言われて、わかりました。

ストラットフォードコンピュータって、名前のインパクトが強いな。

1984年2月号(660).jpg


学習ソフトも作っていて、いろいろとやっていたんですね。
CAIって言葉も懐かしい。
ゼブラ模様が印象深くて、トレードマークのような感じだったけど、何か意味があったのかなぁ。

それで、これがMSX用テープ版の黄金の墓です。
パッケージの表です。

黄金の墓 MSX用(カセットテープ版)(1).jpg


パッケージの裏です。

黄金の墓 MSX用(カセットテープ版)(2).jpg


この頃は、MSXでもまだまだカセットテープを媒体にしていたゲームが多かったかな。

黄金の墓 MSX用(カセットテープ版)(15).jpg


データレコーダはPC-6001をもらった時に買っていたし、MSXでも使えたから、テープに記録や保存に困らなかったです。
ちなみにデータレコーダのことは、当時はデーレコって呼んでたんだよね。

でも、最初に買ったデーレコはボーレートが1200だったから、MSXを買ってしばらくして2400ボーに切り替えて倍速てロードセーブができるものを買いました。

2400ボーはやっぱり速かったです。でも、X1csはさらに倍近い速さのカセットデッキだったんで度肝を抜かれたけど。

この当時のマニュアルって、ゲームの一部みたいなもので、ゲームを始める前に気分を盛り上げてくれる存在だったよね。

黄金の墓 MSX用(カセットテープ版)(5).jpg


黄金の墓 MSX用(カセットテープ版)(4).jpg


黄金の墓 MSX用(カセットテープ版)(6).jpg


黄金の墓 MSX用(カセットテープ版)(7).jpg


当時は、この見開きを読んでゲームを始めるのが楽しくて仕方がなかったです。
とにかく雰囲気が出ている。

黄金の墓 MSX用(カセットテープ版)(8).jpg


黄金の墓 MSX用(カセットテープ版)(11).jpg


以前に秋葉原に出張した際に、BEEPに寄ってみたら黄金の墓の同人誌が売っていたんで買ってみました。

同人本 黄金の墓.jpg


内容は、かなーり濃いです。
途中で調布の話しが出てくるんだけど、僕も学生の頃にあの辺をうろうろしていたことがあって、そうだったんだ~みたいな新たな発見がありました。

それにしても、令和版うる星やつらが毎週、待ち遠しくてたまりませんよ。
前回のみじめっ子、終太郎や嵐を呼ぶデートはテンポも作画も良くって、ついつい観返していまいます。
ところで、原作の最終回の話しもやるってことで、いいのかな?
その辺が、ちょっとわかりません。

個人的には、最終回の手前までやって、最終回の話しは映画でやって欲しいです。
テレビだけで終わらせるのはもったいない!

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